パーヴォ・ティネルがデザインした照明 北欧のヴィンテージ照明(ペンダントランプ)を販売するSNORK MODERN AND CONTEMPORARY

生涯で数多くの照明デザインを手がけたパーヴォ・ティネル。フィンランドの照明デザインの第一人者であり、国際的に非常に高く評価されている人物。当時のメーカーが現存しない今、パーヴォのオリジナルヴィンテージプロダクトは、世界中のデザイン愛好家や感度の高い人々に支持されている。当店の過去の取り扱いアイテムの中から、まずはその魅力をご紹介。パーヴォ・ティネルのプロダクトをお探しの方はSNORK MODERN AND CONTEMPORARYへ。

パーヴォ・ティネルとは

パーヴォ・ティネルがデザインしたヴィンテージ照明

パーヴォ・ティネル(フィンランド語の発音はパーヴォ・テュネル)は、フィンランドを代表する照明デザイナーであり、照明メーカーTAITOの創設者の一人でもある。彼のデザインした照明は現在もフィンランド国内の様々な施設で使われており、ヘルシンキ中央駅でも彼が手がけた印象的な照明を目にすることができる。

パーヴォ・ティネルが手がけたオリジナルプロダクトは国際的に非常に高く評価されており、アート・デザインオークションなどでは高額で取引される等、年々その価値が高まっており注目を集めている。

パーヴォ・ティネルの経歴

鍛冶屋に弟子入りし金属加工の基礎を学ぶ。1918年にTaitoを創設、メインデザイナー兼ディレクターとして社を束ね、その仕事は個人宅向けのプロダクトから公共施設のためのデザインに至るまで多岐に渡った。

また、1917年~1923年にはヘルシンキのセントラルアプライドアートスクールで教鞭をとり、教育者として後進の育成にも力を注いだ。素材を知り尽くしたパーヴォがデザインした照明は、金属の持ち味を生かした意匠性をデザインに落とし込んだエレガントさと光の演出効果とが見事にマッチしている。1948年、ニューヨークのフィンランドハウスのプロジェクトを皮切りにアメリカでの成功を収め、北欧を代表する照明デザイナーとして世界に名を残すことになる。

パーヴォ・ティネルのデザインの特徴

パーヴォのデザインの特徴は大きく2つに分けることができる。1920年代~30年代頃のデザインでは真鍮の花弁をレースのような意匠で装飾したシャンデリアなどにみる、クラシカルなイメージ。モダニズムの影響を受けた以降は、これまで同様に真鍮を用いたラグジュアリーさを持ち合わせながらもシンプルにそぎ落とされ、より光の演出効果を重視したようなデザインへと変化していった。

職人的な技量を必要とする工芸的な造形からより工業的な造形へと少しずつ推移していきながらも、器具からこぼれ出る光のはかなげな美しさや、素材に真鍮を用いることで生まれる光の増幅感は、いずれの時代にも共通している彼のデザインの特徴ともいえる。また、Artekの創始者であるアルヴァ・アアルトとも親交があり、アアルトが建設を手がけた施設やレストランの照明をパーヴォが担当したこともあった。

パーヴォ・ティネルの代表作

パーヴォ・ティネルの代表作には、昇降式のペンダントランプ「A1965」やシーリングランプ「9068」別名Starry Skyなどがある。

パーヴォ・ティネルは、照明デザインの先駆者であり、その後多くのデザイナーにも影響を与えたフィンランドを代表するデザイナー。ヴィンテージのオリジナルプロダクトは国際的評価が高く、コレクターズアイテムとなっている。

SNORK MODERN AND CONTEMPORARYでは、パーヴォ・ティネルがデザインしたヴィンテージ照明をご紹介しています。独特な光を演出する照明をお探しの方は、ぜひSNORK MODERN AND CONTEMPORARYへ。

パーヴォ・ティネルの照明

ヴィンテージ照明の一種、ペンダントランプ

ペンダントランプ「A1965」

1948年にニューヨークのフィンランドハウスのためにデザインされた。主にダイニングテーブルと合わせて使用される、昇降機能付きの照明。

シェード下部にガラスプレートを設置することで電球の光を間接的に灯す役割と、ガラスプレートに反射した光がシェード内部に篭り小さく開けられた粒状の穴から美しく漏れ出すのが特徴。ウェイトとシェードで重心のバランスをとりながら、シェード位置を好きな高さに設定できるという機能性を併せ持つ。真鍮製シェードとアルミに塗装が施されたシェードが製造された。

ヴィンテージの真鍮製シェードは評価が高く、ポリッシュされた真鍮の素材感がパーヴォらしいエレガントさを醸し出している。

シーリングランプ「9068」

天井に設置するシーリングタイプの照明で、パーヴォの中でも比較的後期にデザインされたプロダクト。形状は正方形と長方形の2種類でシンプルな四角形のバリエーションでサイズ違いや色違いなどが展開された。板金加工された四角形のスチールに白と黒の塗装を施し代表的意匠である多数の小穴が空いたシェード、シェード内部と下部の格子はガラスプレートで仕切られている。

シェード本体の左右前後と上部と下部で漏れる光の量と質が異なるという高度な光の演出効果をもたらす。これまで当店では和室空間への施工も数例あり、和との相性も抜群の照明である。

SNORK MODERN AND CONTEMPORARYでは、パーヴォ・ティネルがデザインしたペンダントランプなど、様々なフィンランドのヴィンテージ照明をご紹介しています。ヴィンテージ照明の詳しい情報につきましては、SNORK MODERN AND CONTEMPORARYまでお問い合わせください。

パーヴォ・ティネルがデザインした照明・ペンダントランプ

パーヴォ・ティネルがデザインしたオリジナルのヴィンテージ照明は、非常に高く評価されており、世界中にコレクターが存在します。フィンランドのヴィンテージ照明に興味をお持ちの方は、SNORK MODERN AND CONTEMPORARYへ。

パーヴォ・ティネルが手掛けたヴィンテージ照明(ペンダントランプ)をお探しならSNORK MODERN AND CONTEMPORARY

会社名 株式会社 KARHU
店舗名 SNORK MODERN AND CONTEMPORARY
責任者 小山泰之
住所 〒409-2102 山梨県南巨摩郡南部町福士15724
電話番号 0556-64-8130
メールアドレス info@snork-mc.com
URL http://snork-mc.com/
Gallery・Shop Opening Time 11:00~18:00
土・日・祝日のみOPEN(平日は事前アポイントご覧いただけます)