Art Fair Tokyo 2022 | Collaboration with KOSAKU KANECHIKA
3.11
FRI
3.13
SUN
会場:東京国際フォーラム
開催期間:2022年3月11日(金)〜3月13日(日) 11:00~19:00
最終日の13日のみ16:00まで。
KOSAKU KANECHIKAは、2022年3月11日から13日に開催されるアートフェア東京2022に出展いたします。今回は、主にモダニズム期のフィンランドのヴィンテージファニチャーを取り扱う、SNORK – Modern and Contemporaryとのコラボレーションにより、アルヴァ・アアルトの家具と青木豊、沖潤子、桑田卓郎、佐藤允、舘鼻則孝の作品によって展示空間を構成します。
アルヴァ・アアルトは妻のアイノとともに生涯多くの建築を手がけ、その仕事は家具や照明、デザインプロダクトまで多岐にわたりました。今回紹介するのは、当時の建築物に実際に納められ、デザインアーカイブとしても高く評価されているオリジナルの家具です。その当時の時間、背景を含みながらも、時代や文化を超えて愛される普遍性を持つそれらの家具と、現代に生き、新しい表現を模索する作家たちの作品とが一緒に展示されることで、お互いがより活力を与えあうように思えます。
展示作品の中には、舘鼻則孝の「ウッドカッツ」シリーズがあります。長方形に対してのコンポジションという絵画のフォーマットを排し、空間的・彫刻的な要素との直示性を示す同シリーズは、ドナルド・ジャッドの著名な批評、「スペシフィック・オブジェクツ」に記述された美術的傾向に基づく表現手法に通ずるものです。建築やデザインにも強い興味を持ち、アアルト作品のコレクターでもあったジャッドは、空間も作品と同様に重要な素材であると考えていたといいます。ジャッドからのインスピレーションに導かれ、構成要素にも工夫を凝らした今回のコラボレーションブースを、この機会にぜひご高覧ください。